読書「EーCーB」対話

書かれたものを眼で追って頭で解読する。純粋に書かれたものが、頭の中で想起されるのではない。書かれたもの(E)と頭(B)の中間に新たな内容(C)が現れる。線分(EーB)の中間に内容(C)が現出する。EはBにとって他者的な存在であるが、E↔︎Bという対話(自己対話)の働きにより、内容Cが生産される。書かれたものが直接頭に想起されるのではない。出現される内容は、書かれたものと頭との共同作業によって生じた新しいものであるならば、純粋な読書あるいは対話など現実的ではない。これらの過程を無理にではあるが図示してみよう。つまり「EーCーB」。EとBを挟むようにしてCが現れることを示している。E=書かれたもの、C=現れた内容、B=頭とする。

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