「力」が優先される
真理の追求は、当然なされるべきであるが、世の中は真理よりも間違っているものによって動いている。それが現実であるならば、誤謬に影響されるという、その事実を真理としなければならないだろう。間違っている現実を正すことは勿論だが、間違っていることによって世界が動かされるというのも、また真理。純粋な真理によってよりも、誤謬によって世の中は動いている側面が大きい。間違っている環境に慣れるのも生きる手段のひとつだ。「どうしてこうなんだろう」は常にある思いである。改善を望むなら、真理に力を付与しなければならない。力を持つものは、偽りであっても影響力をもつ。優先されるべきは、「力」である。
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