時間のパラドックス
「時間が存在しない」と考えるとき、明らかに矛盾している。時間なしに思考することは不可能だから(思考は時間運動!)。静止は静止の中に埋もれており、外側から見ることはできない。静的なもの(止まっているもの)は非存在であるが、動的なものによってのみ確認される。「止まっているものがあるじゃないか?俺にはみえる!」というが、それはあなたの動的な(能動的な)活動によって見つけられたものであり、あなたに属するものである。働きかけたから止まっているものが(たまたま)見えたのである。もし「時間が存在しない」のならば、私は死んでいなければならない。「時間が存在しない」という権利があるものは死者だけである。死者だけが時間のない世界に生きている(?)。死者は動く口を持たない。「死後にも時間がある」というとき、だれが、そのように言うのだろうか?
どこかに矛盾があります。言葉でしょうか?
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