ダイナミック・プライシング
固定価格から変動価格のなると予想する。実際は為替変動があるので、固定価格はありえないのだが、固定された価格があると誤解されている人もいる。そもそも価格がいつも一定というのが不自然である。毎日価格が変動するか、あるいは時間帯によって変動するほうがいいだろう。混雑の解消にはもってこいだ。通勤時間に高めに価格設定したり、朝、昼,夕、休日、祝日の混雑する時間に価格を上げる。逆に、それ以外では価格を下げる。もし私がマクドナルドにいくとするなら、毎日ハンバーガーの値段が変わるほうが面白いので、来店する頻度は多くなると思う。毎日では、まだつまらない。数秒ごとにハンバーグの値段が変わるほうがもっと面白い。値段の幅を大きくするとなお魅力的だ。極端かつ大胆な発想をしてみよう。つまり、マイナス価格とプラス価格まで踏み込む。と、どうなるか?
マクドナルドの店内。
「いらっしゃいませ!ご注文は?」
「ホットコーヒーをひとつ」
「では、ボタンを押して下さい」
「はい」
「プラス10000円です」
「ああ〜失敗!」
この日は、10000円でコーヒーを飲むが不味かった。
翌日。
「いらっしゃいませ!ご注文は?」
「ハンバーガーをひとつとコーラのLを下さい」
「ボタンを押して下さい」
「はい」
「おめでとうございます!ハンバーガーはマイナス50000円、コーラはプラス20000円で、合計マイナス30000円です」
私は、店員さんから30000円を電子マネーとして受け取る。
私は、30000円をゲットした喜びを噛みしめながら、今度はおいしいハンバーガーとコーラに満足する。「また行こう」。ウキウキしながら思う。
ちなみに、価格の予測はできないが、数秒単位変動する注文決定のボタンを押すのだから、まるで博打をする気分であった。面白いけれども、ちょっと度が過ぎているかな。
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