メモα

未確認の存在が無限にあることを証明しようとする。が、ここで、
証明とは人間的なものだから、証明という方法では到達できないだろう。
そのような存在が無限にあるならば、われわれの積み上げてきた知識は無限小となり、塵にもならないことになる。(これは重大なことのように思える)。
未確認の存在とは何か?
そのように問うことができるのがおかしい。
なぜなら人間の範疇を超えるものだから。(越権行為)。
なぜ人間の範疇を超える存在を人間である私が想像できるのか?到底不可能であるはずだ。
対象は、対象とした時点でおおかた決定する。
対象として扱えないものをどう究明したらいいのか?
方法を使わずして存在を捉えるとでもいうのか?
理解される存在は、なんらかの方法によってしか知られない。
意味とは何か?
意味と理解の不可能なものは、存在にならない。
これは人間中心主義ではないのか?
自己から遥かに超越した存在を考えることができるのは、あまりに人間的であり、かつ人間らしい特徴のひとつである。


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