2023「卯」

2023年は「卯」ですが、平仮名の「う」は漢字の「宇」を崩したかたちから生まれました。生まれるといえば、「卵」から「点」を除いた漢字が「卯」であるというのも時代を象徴しています。世界的な人口減のニュースは、そのまま「卵」から「卯」となり種の消滅を予感させます。また「宇」は宇宙を想起させるもので、本格的な宇宙時代(民間)の幕開けとなるかも知れません。兎のように跳躍するのでしょうか。母なる大地を蔑ろにして宇宙にむかうのでしょうか。いいことであるとは思えません。臭い物に蓋をして、宇宙に逃げるようなニュアンスを感じます。

ところで、ご存知の通り日本の政治は、子供にとても不利に執り行われていますが、まさに「卯」であると言えます。兎は子沢山で縁起の良いものとされているのに実に対照的です。子供達は自分に不利な政治であることを知らずにいるが(多分)、いずれ知る機会に恵まれるなら、とっくに海外に避難するに違いありません。

兎といえば、亀です。蟻といえばキリギリスであるのと同様です。どちらが良きものかは、すでに寓話が示していますね。卯年に反して亀のように生きるほうを選びたい。危険なときは甲羅に守ってもらおう!
宇宙人?

ⅠⅠ〇ⅠⅠⅠⅠⅠ


=2023

渋谷昌孝(masataka shibuya)

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