2023.02.09 13:18逆のすすめ自分の考えが、よく理解されありふれたものと一致するようなら、間違っていると看做したい。というのは、ありふれた考えは大概正確ではないし、正しい理解をする者は、いつでも少数派であるに違いないからだ。心理においても同様であって、大勢と同じ心理状態のときは一層慎重になって自分を省みる。考えと心理は、大勢のそれと逆である場合に正しいことが多い。ただし意味があり根拠のあ...
2023.01.23 12:33私と不可能私の知らないことや理解していないことが、すでに現在の私に影響を与えていることは自明であるけれども、これは現在の私が、私自身によって把握できない謎の力で動かされていることを意味し、かつ同時に私は私の全力の思考によってでしても理解できないような私であることをも意味している。ただし、理解できていないという事実を私が受け入れているという条件付きではあるが。知っている...
2023.01.23 12:13現存在についてハイデガーが、現存在=人間と言わないのは、人間のアプリオリについて考えているからだと思う。人間がはじめではなく、それよりも前に想定されるべき前人間的なものについて考察している。あるあり方で存在しているものが現存在であって、人間はそのような様式あるいは方向性のようなものを伴って実存的に存在している。実存的なものを「→」で示せば、「→」が人の存在様式であると言え...
2023.01.23 12:05不可思議思考は何らかの気分によってなされるはずなのに、成果としての論理には、何ら気分らしいものが含まれていないようにみえる。これはとても不思議!それともあなたは論理に感情を見いだすとでも言うのか?
2023.01.19 12:052023「卯」2023年は「卯」ですが、平仮名の「う」は漢字の「宇」を崩したかたちから生まれました。生まれるといえば、「卵」から「点」を除いた漢字が「卯」であるというのも時代を象徴しています。世界的な人口減のニュースは、そのまま「卵」から「卯」となり種の消滅を予感させます。また「宇」は宇宙を想起させるもので、本格的な宇宙時代(民間)の幕開けとなるかも知れません。兎のように...
2023.01.12 12:50ほんとうの二刀流右利きか、若しくは左利きではなく、両方とも平等に使えるようにした方がよかった。字を書くときでも両手にペンを持ったほうが便利。どうしてどちらか一方に偏るのだろうか。
2022.09.23 15:49優れた人のリスク優れている人の最大のリスクは、自分を優れていると思い込むことである。なぜリスクになるかといえば、謙虚に学ぶことができなくなるからだ。そんなことを今更なんだ、とか言って思いあがり小学生の純粋無垢な心を忘れてしまう。みずからつくった規制の枠を決して崩そうとはしない。その枠は破壊しなければ次に繋がらないのに、いつまでも後生大事に枠を堅持して譲らない。賢く判断してい...